使い方と基本的な流れ

ファイルのアップロードから、OCR結果の確認・編集、そして出力方法までの一連の流れを解説します。
※読取パターンを作成した後の使い方になります。読取パターン作成の手順や詳細はこちら

目次
 

ファイルのアップロード方法

1.ホーム画面から OCR を実行する

 
ホーム画面からの OCR 実行は、自動仕分け機能を活用した方法です。異なる種類の書類をまとめてアップロードしても、AI が自動的に振り分けて処理します。

この方法が向いているケース

  • 請求書・納品書・領収書など、複数の種類の書類を一度に処理したい
  • 書類の種類ごとに手動で振り分けたくない
  • とりあえず書類をアップロードして、すぐに OCR を始めたい
特定の読取パターンを指定して処理したい場合は、ご利用のパターン詳細画面から OCR を実行するをご覧ください。

操作手順

1. ファイルをアップロードする

  1. ホーム画面を開きます(サイドバーの「ホーム」をクリック)。
  1. 画面中央のアップロードエリアにファイルをドラッグ&ドロップします。または、アップロードエリアをクリックしてファイルを選択します。
  1. 対応形式は PDF、PNG、JPG、JPEG です(1 ファイル最大 10MB)。
アップロードするファイルの数には、プランごとに上限があります。
条件1 回あたりの上限
フリープラン5 ファイル
有料プラン30 ファイル

2. ファイル処理方式を選択する

PDF ファイルの場合、処理方式を選択します。
  • 1 ページごとに出力: 各ページを個別に処理(請求書や領収書向け)
  • 1 ファイルで出力: PDF 全体をまとめて処理(複数ページの契約書向け)

3. OCR を実行する

  1. 「書類を自動仕分けして AI 読取」ボタンをクリックします。
  1. AI が書類の種類を判別し、登録済みの読取パターンに自動で振り分けます。
  1. 各書類に対して OCR 処理がバックグラウンドで実行されます。

4. 処理結果を確認する

処理の進捗は、ホーム画面の「最近の処理履歴」エリアでリアルタイムに確認できます。
処理ステータスは以下の順に遷移します。
読取が完了した書類は、振り分けられた読取パターンの詳細画面で確認が可能です。
ポイント: OCR 処理はバックグラウンドで実行されるため、処理中にブラウザを閉じても問題ありません。次回ログイン時に結果を確認できます。

自動仕分けの仕組み

自動仕分けの精度を高めるには、各読取パターンの「書類の名称・説明」を具体的に記載しておくことが重要です。詳しくは自動仕分けの精度を上げるコツをご覧ください。

月間 OCR 枠について

OCR を実行すると、プランの月間 OCR 枠が消費されます。月間 OCR 枠は毎月 1 日にリセットされます。
月間枠を使い切った場合は、OCR クレジットから自動消費されます(有料プランの場合)。フリープランで月間枠を使い切った場合、翌月のリセットまで OCR を実行できません。
現在の利用状況は、ホーム画面右上の「今月の利用状況」やサイドバー下部のプラン情報で確認できます。→詳しくはこちら
 

2.読取パターン詳細画面から OCR を実行する

特定の読取パターンを指定して OCR を実行する方法です。「この書類は請求書パターンで処理する」と決まっている場合に便利です。

この方法が向いているケース

  • 処理したい書類の種類が決まっている
  • 1 つの読取パターンに絞って書類を処理したい
  • 自動仕分けを使わず、手動でパターンを指定したい
複数の種類の書類をまとめて処理したい場合は、ホーム画面から OCR を実行するをご覧ください。

操作手順

1. 読取パターン詳細画面を開く

  1. サイドバーの「読取パターン一覧」をクリックします。
  1. 使用したいパターンの「詳細」ボタンをクリックします。または、サイドバーに表示されている読取パターン名を直接クリックします。
  1. 読取パターン詳細画面が表示されます。

2. ファイルをアップロードする

  1. 読取パターン詳細画面の「新規文字読取」ボタンをクリックします。
  1. アップロードモーダルが表示されます。
  1. ファイルをドラッグ&ドロップするか、クリックしてファイルを選択します。
  1. PDF ファイルの場合は処理方式(1 ページごと / 1 ファイルで出力)を選択します。

3. OCR を実行する

  1. 「AI 読取」ボタンをクリックします。
  1. 選択した読取パターンの設定に基づいて、OCR 処理がバックグラウンドで開始されます。

4. 結果を確認する

各読取パターン詳細画面には、OCR 結果を管理するための 3 つのタブがあります。
タブ説明
未処理OCR 処理が完了し、ユーザーの確認待ちの結果
確認済ユーザーが内容を確認した結果
出力済ファイル出力が完了した結果OCR 処理が完了すると、「未処理」タブに結果が表示されます。

3.対応ファイル形式と推奨環境

Gen Drive で利用できるファイル形式、サイズの制限、推奨ブラウザなどをまとめています。

対応ファイル形式

Gen Drive では、以下の 3 つのファイル形式に対応しています。
ファイル形式拡張子向いている用途
JPEG.jpg, .jpegスマートフォンやカメラで撮影した書類
PNG.pngスクリーンショットやスキャンした書類
PDF.pdf複数ページの書類。ページ分割/統合の選択が可能
ポイント: スキャナーで書類を読み取る場合は、解像度 300dpi 以上の PDF または PNG 形式がおすすめです。文字がはっきり写っているほど、OCR の認識精度が高くなります。

ファイルサイズの制限

制限項目上限
1 ファイルあたりの最大サイズ10MB
1 回あたりのアップロード上限(フリープラン・OCR クレジットなし)5 ファイル
1 回あたりのアップロード上限(有料プラン)30 ファイル
1ファイルあたり10MB を超えるファイルはアップロードできません。ファイルサイズが大きい場合は、画像の解像度を下げるか、PDF を分割してからアップロードしてください。

PDF ファイルの処理方式

PDF ファイルをアップロードする際に、処理方式を選択できます。
処理方式説明向いている書類
1 ページごとに出力PDF の各ページを個別に処理します請求書や領収書など、1 ページで完結する書類
1 ファイルで出力PDF 全体をまとめて 1 つの結果として処理します複数ページにまたがる契約書や報告書
どちらを選ぶかは、アップロード時に画面上で選択できます。書類の性質に合わせて使い分けてください。

推奨ブラウザ

Gen Drive は以下のブラウザに対応しています。
ブラウザ対応状況
Google Chrome推奨
Microsoft Edge対応
Safari対応
Mozilla Firefox対応
快適にご利用いただくために、Google Chrome の最新版をおすすめします。

推奨デバイス

デバイス対応状況備考
PC(Windows / macOS)推奨画面幅 960px 以上で 2 カラムレイアウト表示
タブレット対応画面幅 960px 以下ではサイドバーが折りたたみ表示
スマートフォン対応基本操作は可能。PC やタブレットの利用を推奨
OCR 結果の確認・編集作業では、原本画像と抽出データを左右に並べて表示する 2 カラムレイアウトが便利です。

4.OCR 結果の確認・編集

OCR 処理が完了した結果を確認し、必要に応じて手動で修正する方法をご案内します。

結果詳細画面を開く
  1. サイドバーで対象の読取パターンをクリックします。
  1. パターン詳細画面が表示されます。
  1. 「未処理」タブに表示されている結果の中から、確認したい行をクリックします。
  1. OCR 結果詳細画面が表示されます。

結果詳細画面の構成

結果詳細画面は左右 2 カラムのレイアウトです。
  • 左側: アップロードした書類の原本画像が表示されます。拡大・縮小して細部を確認できます。
  • 右側: AI が読み取ったデータが項目ごとに表示されます。各項目の値を直接編集できます。
原本画像と読み取り結果を見比べながら、値が正しいかを確認していきます。

値を修正する

読み取り結果に誤りがある場合は、右側の各項目欄をクリックして直接修正できます。
たとえば、手書き文字で「7」と「1」が見分けにくい場合や、かすれた文字が正しく読み取れなかった場合などに、原本画像を見ながら正しい値に修正してください。

配列(明細行)の確認

配列型の項目がある場合、明細行がテーブル形式で表示されます。各行・各セルをクリックして値を確認・修正できます。

ステータスを変更する

結果の確認が完了したら、ステータスを変更して管理します。
  • 「処理済みにする」: 確認が完了した結果を「確認済」タブに移動します
  • 処理済みの結果は「確認済」タブに表示されるようになり、「未処理」タブからは消えます
ステータスの管理を使い分けることで、チーム内で「誰がどこまで確認したか」を把握しやすくなります。
タブ説明
未処理OCR 処理が完了し、ユーザーの確認待ちの結果
確認済ユーザーが内容を確認した結果
出力済ファイル出力が完了した結果OCR 処理が完了すると、「未処理」タブに結果が表示されます。

結果一覧の見方

パターン詳細画面の結果一覧では、以下の情報が表示されます。
  • ファイル名
  • アップロード日時
  • 更新日時
  • 担当者
  • 読取ステータス

結果の検索・絞り込み

結果が多い場合は、以下の条件で絞り込みができます。
  • フリーワード検索: ファイル名などで検索
  • 担当者: 処理を実行したユーザーで絞り込み
  • 期間: アップロード日時の範囲で絞り込み
  • 読取ステータス: 処理状態で絞り込み
結果一覧は無限スクロールで 100 件ずつ読み込まれます。スクロールするだけで次のデータが自動的に表示されます。
ポイント: OCR 処理はバックグラウンドで実行されるため、処理中にブラウザを閉じても問題ありません。処理完了後に再度画面を開くと、結果が反映されています。
 

5.ファイル出力(エクスポート)の方法

OCR で読み取ったデータを Excel や CSV ファイルとしてダウンロードする手順をご案内します。

ファイル出力は、パターン詳細画面から実行します。出力したいデータを選び、形式や項目を指定してダウンロードするという流れです。

操作手順

1. パターン詳細画面を開く

  1. サイドバーで対象の読取パターンをクリックします。
  1. パターン詳細画面が表示されます。

2. 出力対象のデータを選択する

  1. 出力したい OCR 結果にチェックを入れます。
  1. 画面上部の「ファイル出力」ボタンをクリックします。
  1. ファイル出力ダイアログが表示されます。

3. 出力形式を選択する

以下の出力形式から選択します。
形式拡張子特徴
Excel.xlsxMicrosoft Excel で直接開けます。社内共有や編集に便利
CSV(UTF-8).csvUTF-8 エンコーディング。他のシステムとの連携に向いています
CSV(Shift-JIS).csvShift-JIS エンコーディング。古い日本語環境との互換性が必要な場合に

4. 出力項目を設定する

出力する項目を選択・並び替えできます。
OCR 項目: 読取パターンに設定した項目がチェックボックス付きで一覧表示されます。出力したい項目にチェックを入れてください。項目の順序はドラッグ&ドロップで自由に並び替えられます。
固定出力項目: OCR 項目とは別に、以下の管理情報も出力できます。
固定出力項目内容
レコードの開始行データが何行目から始まるか
ファイル名アップロードしたファイルの名前
アップロード日時ファイルをアップロードした日時
更新日時OCR 結果を最後に更新した日時
作成者ファイルをアップロードしたユーザー
更新者OCR 結果を最後に更新したユーザー

5. オプションを設定する

  • 「出力したデータを"出力済"タブへ移動する」: このスイッチをオンにすると、出力完了後に対象データが「出力済」タブに自動で移動します。出力済みのデータと未出力のデータを区別して管理したい場合に便利です
 
  • 「この設定を保存する」: チェックを入れると、出力形式や項目選択の設定が保存されます。次回のファイル出力時に同じ設定が適用されるため、毎回同じ設定を繰り返す必要がなくなります

6. 出力を実行する

  1. 「出力する」ボタンをクリックします。
  1. 自動的にファイル出力履歴画面に遷移します。
  1. バックグラウンドでファイルが生成されます。
  1. 生成が完了すると、自動的にダウンロードが開始されます。
ポイント: ファイル出力履歴画面では、過去に出力したファイルの一覧を確認できます。まだ出力を行っていない場合は、「出力されたファイルがありません」と表示されます。

出力に関する注意点

  • ファイル出力にかかる時間は、データ件数によって異なります。件数が多い場合は少し時間がかかることがあります
  • ダウンロードが自動で始まらない場合は、ブラウザのポップアップブロック設定を確認してください
  • 出力されたファイルは、ブラウザの標準ダウンロードフォルダに保存されます